在宅酸素療法ホット(HOT)について
いろいろな原因で肺や心臓の機能が低下し、呼吸の苦しくなる方がおられます。このような方は医療機関を受診し、胸部レントゲン検査、心電図検査、血液検査、呼吸機能検査などを受けましょう。
簡単な呼吸機能検査(動脈血酸素飽和度検査)
たくさんの呼吸機能検査がありますが、一番簡単で分かり易いのは「動脈血酸素飽和度検査」(SPO2)です。検査機器に指先を入れ測定しますが、何も痛い検査ではありません。2~3分で終わり結果もすぐにご説明いたします。
※横スクロール表示
No. | 動脈血酸素飽和度 | 判定 | 呼吸機能・肺機能の評価 |
1 | 95%以上 | 正常 | ・呼吸機能・肺機能は正常です。 ・当面心配いりません。 |
2 | 90~94% | 要注意 | ・注意深く経過を追う。 ・疾患の治療を行う。 |
3 | 89%以下 | 要治療 | ・在宅酸素療法が必要となる。 ・精査・治療・入院が必要。 |
89%以下と判定された方は呼吸機能がかなり低下しており、24時間の精密検査が必要です。
24時間の動脈血酸素飽和度検査
この検査は、指先に酸素飽和度測定機器をつけ、24時間の酸素飽和度を測定するものです。これにより、どのような時に酸素がどの程度不足しているのか、在宅酸素療法を行った方が良いのかなど、詳しい状況が分かります。 「帝人在宅医療株式会社」がご自宅に出向きます。ぜひ検査をお受け下さい。
在宅酸素療法(HOTホット)(健康保険可)
当院では在宅酸素療法を受託しております。
「帝人(ていじん)」の社員が自宅まで説明にあがり、
いろいろ親切にご指導します。
また、役に立つ小冊子も差し上げます。
在宅酸素療法を行い、
呼吸をもっと楽にして過ごしましょう。
・費用は1割負担の方で
1ヶ月あたり約7,700円ほどになります。
・費用は3割負担の方で
1ヶ月あたり約23,000円ほどになります。